アイメリクからトールダンへの答え。

トールダン7世
「戦で父を、夫を、そして子を失った民に、そなたらの家族は、偽りの正義のために死んだのだと、それが真実なのだと、そう伝えるのだな?」
エオルゼアダイアローグ @ ウィキ – 真の変革

以前、トールダン7世について述べた記事を認めた際、このセリフを取り上げて「真実をつきつけることの残酷さ」を理由にアイメリクを脅し、それに答えられないアイメリク(と遠回しに光の戦士)という構図について語りました。

まあこの言葉に対して答えに窮するというのは仕方のない状況だったのは否めません。
アイメリクが(あの時点で)トールダンに詰め寄れたのは、トールダンが示すような、歴代教皇が「何故虚偽の事実を用いてまで民衆を騙さねばならなかったのか」という点について、民衆視点に寄り過ぎるがため、被害者意識からでしか考えることが出来ず想像さえしていなかった故でしょう。

まさか慈愛の理由があった、などということに想像が及ばないのは仕方ないことですよ…

とは言え、その慈愛は本当の意味で民衆のことを考えたものだったかというとそうではないことは、ヒカセンも、もちろんアイメリクもハートで(←ココ重要)把握していましたよね。

アイメリク
「連鎖を断ち切るためには、変革の一歩を踏み出さねばならない。その点においては、前教皇……私の父に共感している。
だが、父は国を愛せど、民を信じなかった。ゆえに己の力のみで変革を行わんとし、道を誤ったのだ。
エマネラン卿……。私は、イシュガルドに生きる民を信じている。変革の嵐を、皆の力で超えていけると信じている……!」
蒼天のイシュガルド竜詩戦争 完結編 その者の選択

ただ具体的に上手い反論がその場で出せなかっただけで(その時点で言いくるめられてるんだよバカめというのは今回はスルーしようそうしよう)

3.2ほぼ直後にアイメリク周りのことを考えた時、この件についてアイメリクの考え今はどうなんだろうな、というようなことに触れましたが、実際にはその直後に、トールダンの質問に対しての彼なりの答えを出しておりました…

アイメリク
「先逝く者が戦いの末に遺したのは、ほかでもない、貴方の命だ。私は貴方と明日に進むことで、彼らの行いに報いたい。」
蒼天のイシュガルド竜詩戦争 完結編 光さす明日へ

この言葉は、もちろん式典を(見学しに)参加したイシュガルド民衆へ向けての言葉であると同時に、トールダンへの答えでもあったのかなと気がついたのはネタ探しのムービー見てた時でした(遅い)。

過去の負の遺産のために死んだのか、明日を託した者のために死んだのか。
どっちも真実故にどっちも詭弁にしか聞こえない私の心が汚れているのだろう(

何にせよ死んだ人は戻らないし、その間に発生していた不公平が一朝一夕に解消されるワケでもなく、ただひたすら自分たちは搾取されたのだ感しか民衆には残さないのではないかなあ…(式典には裕福そうな衣装の人も多数いましたけどね)

アイメリクが変革と呼ぶそれが、実際なされた後に起きる様々な(中東の春を見てきた我々のレイヤーではどういうことが起きるだろうなという予測可能な)事態含めて、本当にイシュガルドの民衆にとって喜ばしい出来事かどうかはわからないのですが、現状アイメリクが提供出来るものはそれしかないのだもの仕方ない。

国のためという愛をもって蛮神と化したトールダンと、民のためという愛をもってイバラの道を歩もうとしているアイメリクのその姿は対照的でもあり、相似しすぎていて不安にもなり。

「偉大な父が成し得なかったことを子が貫徹する」という非常にヒロイックな展開で、本当に蒼天大変おいしいですね(

 

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